経験から学べば将来誰かの役に立てる
先日、映画館のあるビルの中でランチをと思ってカフェに入りました。
あるメニューを注文したところスタッフさんに「こちら、お時間が30分ほどかかりますがよろしいですか?」と尋ねられました。
映画の上映時間に間に合わない可能性があるのでそのメニューを止める旨を伝えると、「同じようなジャンルでこちらなら早めに出せます」と提案をしてくれました。
おかげで美味しいランチを楽しんだ後に映画に向かうことが出来ました。
きっとこのスタッフさんは、以前に多様なことがあったのでしょう。
映画館のあるビルであれば、時間を気にして食事をする人もいるでしょう。
そこで食事が出てくるまでに思ったよりも時間がかかったお客さんが急いだりキャンセルして退店したこともあったことでしょう。
そのような経験を(直接であれ関節であれ)したことを覚えておいて、今回のような対応をして下さったと思います。
派手ではなくとも非常に良い対応ですね。
スタッフさんに「また近いうち、時間を作って今日辞めたメニューを食べに来ますね」とお伝えしました。
生徒達に同じ間違いを繰り返さないことを伝えるのは、もちろんテストの点数を上げるためでもあります。
しかし、そのようなマインドがあれば大人になって働くときに、今回のスタッフさんのように動ける人間になれます。
学習を通じて行動を変え、習慣を変え、人生を変えて欲しいのです。
今やっている行動が、近い目標にも遠い理想像にもつながっていると考えて学習して欲しいです。
そう考えれば、毎度君たちがやっているだらけた答案やノートが雲散霧消します。
毎日の積み重ねで私たちは立派にもダメにもなるのです。