学力が伸びない根底は「自分勝手」
学力を着実につけていくために必要なのは素直さです。
我が子を見たときに、「自分勝手」が色々なところに見える状態であれば、ほぼ勝ち目はありません。
学習していく中で生徒たちに身につけてもらいたいことの一つが、ルールを理解して「必要であれば」ルールに従って行動することです。
全てのルールにいつでも従えとは言いません。
しかし、リングの中で勝負しないことには学習になりません。
子供が自分の中のルールにこだわるときに、大事なのはその向こうにあるものです。
そのルールにこだわることで子供の幸せになるというのであれば、それは価値があるかもしれません。
今やっていることが将来の幸せにつながるものかどうかは、子供だけの判断では分かりません。
その判断がある程度以上の確率で間違っています。
だからこそ、今の学力に不安があるのではないでしょうか。
今持っている価値観を全部捨て去ってでも、純度の高い学習をしましょう。
子供は、大人がいかに子供に徹底的な方針を示せるかに影響されるものです。
なあなあにして甘く見ている部分がいずれ大きなマイナスになってからでは遅いのです。
日常の小さなことから、いかに目的に見合ったルールで行動していくかを声掛けしていきましょう。