完コピできるのはいいことです
学習をする際に、学力が伸びにくい生徒のほとんどは独自の行動を取ります。
身につけるべきことがオリジナリティなのであれば、独自路線はとても良いものです。
しかし、こと学習においてはそれはほぼ価値がありません。
学習する人の大半は独自のアートを表現したいのではなく、試験で結果を残したいのでしょう。
これは、試験官が正解とする答案を規定期日に規定時間内に作成するということです。
試験で良い点数を取るときに従うべきルールを決めるのは、生徒側ではありません。
ルール側に沿った学習と答案作りをするのが上策というものです。
そのルールは、教科書やワークや参考書や資料や日々の授業にこそ現れています。
言い方は悪いですが、そこに現れるルールを「受け売り」「丸パクリ」「完コピ」することから始めましょう。
少なくとも、テストで良い点数を取りたいならば、です。
生徒諸君、君たちはまだまだ未熟者です。
尻に殻のついたヒヨコです。
そんな君たちのオリジナリティに興味はありません。
先人たちが皆通り過ぎた地点ですから。
自分の足りなさ・至らなさを強く自覚して受け入れましょう。
足りないものは、誰かから取り入れればいいだけなんですから。
それを我々は成長と呼びます。
取り入れた何かを、しかるべきときに使いこなす。
そういう 行動を繰り返すことで、学力はからなず上がっていきます。
そういう人間を、君たちの志望校が求めています。
少なくとも僕や青木学院の塾生諸君は、そうやって合格してきました。