学習に積極的に向かうようになるには
学習は学習者がどれだけ意欲を持っているかが重要な変数になります。
どの参考書を使うかという差よりも、学習者の姿勢の方がはるかに重要です。
では、どうすれば意欲的に/積極的に学習に向かうようになるでしょうか。
色々きっかけはありますが、一つには想像力の有無が差を生んでいると考えます。
例えば自分が学習すること/学習しないことが人生にどのような影響を与えるかについての想像力です。
学習することでどのような未来が訪れるのかを、どれだけ現実的に想像できるかは重要です。
なりたい職業を選べる未来。
誰かのためになる力がある未来。
大きく世界を広げられる未来。
それらがどれほど価値のあることなのか、大人はわかっています。
いい未来もそうではない未来も、味わったり見たりしてきたのですからね。
ということは、それをどれだけ子供達に伝えられるのか?が大事になります。
現在と未来について、絶えず子供達と語っていきましょう。
教えるのではありません。
多少は教えてもいいですが、大事なのは子供達に存分に考えてもらうことです。
だって、想像力ですからね。
自分が今いる場所と今向いている方向と今進んでいる速さが、どんな未来につながっているのか。
それを絶えず想像し続ければ、後悔する未来に辿り着く可能性が下がります。
近い未来でも、遠い未来でもそうです。
「今ここで夜更かしをしたら、明日きつくなるな」と想像しないから夜更かしをして失敗するのです。
受験で失敗するのも、未来を想像しないからです。
妄想では勝率が上がりません。
都合のいいことを考えても、その通りにならないのであれば時間の浪費です。
幸せな未来を手に入れるために、幸せな未来をちゃんと想像しましょう。
そのために、子供達と存分に未来について語りましょう。