何回も繰り返せることで力がつく
当たり前のことですが、1回や2回やるだけで出来るようになること/価値のあることなどほとんどありません。
価値があるとされること/評価されることは簡単に身につかないことがほとんどです。
公立高校の入学試験で試される力は、小石を蹴飛ばすことではないですよね。
十分な学習をしなくても身につく力を試したのでは優劣がつきません。
十分な学習の基礎となることから積み上げていくことが大事です。
その基礎として扱えることもまた、1回や2回やるだけではだめでしょう。
逆に言えば、何回も繰り返せることで力をつけていくのが基礎というものです。
偏差値で言えば65に届いていないレベルであれば、基礎が十分に身についているとは言えません。
何回も繰り返せる学習を積み重ねていくべきレベルです。
教科書を何回も音読したり、例題とその解説を何回も再現したり、ワークを徹底的に反復したり。
そういう地道な行動を山のように積み重ねた上に、凡人が力をつけていきます。
生徒諸君にはよく話すことですが、凡人たる僕は中学時代に英語の教科書を少ないページで50回、最大200回音読して身につけました。
それこそカセットテープ(懐かしい!)が伸びるまで音源を反復しました。
やろうと思えば誰にでも出来ることです。
しかし、やらない怠惰ゆえにほとんどの人間は中学生当時の僕にさえ届きません。
地道な学習抜きで派手な行動を1回や2回やって何かを掴めると思っているのなら、まぁそれはそれでいいです。
結果のみが証明となります。
塾生諸君には地道な学習をこそ求めます。