根性ではなく行動でミスを減らす
注意深く丁寧にというのは、自分の失敗をなるべく忘れないことでもあります。
例えば塾に来るときに筆記用具を忘れてしまう時点で、注意深く丁寧には達成されていません。
それが2度も3度もとなっているようでは論外です。
自分の失敗を忘れないということは、同じ失敗を繰り返しにくいということです。
同じ失敗とは、一度経験した失敗ということです。
一度経験したことが出来ないのは、学習としては不足です。
未知の問題で必ず正解しろとは言いません。
行き詰まっても構いません。
しかしすでに体験したことが十分にできないのは、訓練が足りません。
そこを意識の問題にはしたくありません。
何をどうするかという行動や手順、あるいは技術の問題としていきたいです。
例えば忘れ物をしたことがあるなら、かばんを必ず一度開いてから外出するようなものですね。
僕は普段から外出時は、自分のスマホや鍵のある場所を叩いてから歩くという癖をつけています。
物理的に確認する動きを習慣化すれば、ミスは減らせます。
数学でもそれは通じるところがあります。