土用の丑の日にウナギを食べるのか?
土用の丑の日でした。
この日にはウナギを食べて暑い夏を乗り切ろう、という風習があります。
よろしいのではないか、と思います。
では僕が土用の丑の日にウナギを食べるのか?と言えば食べません。
それは夏期特訓で忙しいからのんびりウナギが焼けるのを待っていられないから、でもあります。
しかし例えお休みだったとしても、食べに行きません。
ウナギの旬は秋から冬ですから、その時期にこそ味わいたいからです。
残念ながらウナギは完全養殖に成功しておらず、減少の一途をたどっている貴重な資源です。
そのウナギをむやみに食べるのではなく、本当に美味しいと感じて食べたいという僕の我がままです。
もちろん最初に書いたように、自分以外の方が食べる分に何も思う所はありません。
ただ、自分が美味しいものを食べたいという本質のお話です。
今日も模擬試験の答案を拝見してお話をしました。
模試で偏差値や判定を気にする人は多いですし、気持ちは分かりますし、多少の意味はあります。
しかし、こと学力を伸ばしたいと思うならば、気にしなくてもよいです。
たとえ模擬試験だろうが通常の演習だろうが、根幹は一つだけです。
自分の弱点を探して潰すための素材に過ぎません。
学力は一つずつ丁寧に上げていくものです。
一喜一憂しても学力は上がりません。
シンプルに「自分が次にクリアする課題は、これか」と確認して淡々と潰していくのみです。
目先の何かや世間の何かに流されるのは、時として本質からは程遠いものです。