雑にアウトプットしない
毎度散々生徒には言い続けることですが、ご家庭でもやって欲しいことの一つは「対話」です。
インプットとアウトプットを同時に出来る対話はとても子供を賢くできるチャンスです。
語彙力が増えるように少しずつ新しい表現を入れていくのは基本です。
子供を子供扱いしないことが、子供の学力の骨になります。
中学生になって自分の祖父母のことを「じいじ」「ばあば」等と家庭の外で語るような語彙力と文脈力ではまずいです。
また、アウトプットの例として注意して欲しいのが「問われたことに答える」をどこまで徹底するかです。
「何分ですか?」と問われているのに時間数を答えるようではダメです。
もちろん言いたいことは伝わるというのは百も承知です。
しかし、言いたいことが伝わればいいレベルで終われば、相手の言葉にも自分の言葉にも鈍感な子供になる可能性が大きく残ります。
そういう雑さが生徒の答案に現れていることを、日々実感しています。