好きなことを本当に続けていきたいなら
好きなことが誰にもあります。
何が好きかも、どれぐらい好きかもそれぞれ違うものです。
そしてその好きなことを、どれだけ続けていきたいかもきっと違います。
例えば子供の頃にゲームが好きだったとします。
ああ、たくさんゲームをして生きていきたい、と思う子供は多いものです。
しかし、今自分がゲームを出来ているのは親が生活の面倒を見ているから、という事実があります。
ということは、大人になっても自分は自分の面倒をみず、親に生活を支えてもらってゲーム三昧というわけにはいかないと考えるのが当然です。
それでも大人になってゲームをしたいなら、自分で自分を支える人間になっていくのが一番楽です。
困難な道としてはプロゲーマーになってゲームプレイで自分を支えるという手もあります。
しかしプロスポーツ選手や漫画家、アーティスト、アイドル、タレントとしてずっと食べていける人間の少なさを考えましょう。
ゲームだけが大量の人間を長く儲かる状況に出来る可能性は極めて低いです。
サッカー好きが並大抵に毛の生えた程度に好きだというだけで、大人になって食えないようなものです。
そう考えれば、自分が身を立てられる・社会の役に立てる何事かで食っていけるようになる方を選んでもいいと思います。
結果的にそれが、自分の好きなことをずっとやれる道になるかもしれないからです。
そしてその生き方は、仮に違うものが好きになっても大丈夫な生き方だというのもいい点とです。
自分が人生を捧げる何かに出会ったときにそれを大事に出来るのが、学習して自分の能力を高めておくことの長所なのです。
もちろんシンプルに、学ぶというのは快楽であると気づければなおよしです。