中1数学を伸ばす勝負の夏が来る
中1は初めての定期テストを終えました。
神奈川県の公立高校入試の制度では、中1の評定は合否判定に関係がありません。
いいに越したことはないにせよ、失敗してもいいタイミングです。
小学校の頃は100点を連発していた教科でも、思わぬ結果が出た生徒もいるでしょう。
大事なのは得点の優劣ではありません。
自分がどのように準備したらどのような結果が出たのかを考えて次の定期テストに活かすことです。
用語の暗記が不十分だったり、記述の手順に不慣れなゆえの失点もあったりするでしょう。
ということは、どのタイミングからどのようなレベルの学習をすればいいかを考えていくべきです。
数学であれば文字式の計算をどのように処理し損ねているかを確認しましょう。
文字式は今後の全ての数学で扱う技術です。
ここでの不足はその後3年間の中学数学にマイナスですから、7月から徹底的に復習すべきです。
無論、算数のレベルで不足がある人もいるでしょうから、そこから復習するのもいい時期です。
併せて方程式の練習を徹底的にし、関数の学習につなげるには夏休みが格好の時期です。
中学3年間の数学を左右する夏休みを、ガンガン演習する時間にしてもらいたいです。