読む親の子は読む
全てがそうだという話ではありませんが、やはり子はある程度は親の鏡です。
親が文章を読む癖がついていれば、子もそうである可能性は高いです。
逆もまた然りです。
だから、親が我が子を見てイライラしてしまう気持ちも少し分かります。
自分の欠点を強調して見せられている気持ちになるからということもあるでしょう。
また、親の長所を上手く映していても、自分に出来ていることは我が子も出来て当然と思って褒めにくいのかもしれませんね。
何にせよ、大人の示す態度の一番目は手本であることだと考えます。
ですから塾長も子供たちと対話するときには、ある種の手本となることを考えて言葉にします。
だから個別演習形式での僕からの質問は、細かく何度も分からない点を生徒に尋ねなおします。
僕の理解が不十分だと思うことについては何度も「分からない!どういうことかもっと教えて?」と尋ねなおします。
それが学力向上に必要なやり方の一つだと伝えるためです。
そしてそのような質問に生徒が答えようとすることで、アウトプットの力も少しずつ上げていきます。
ただ「正解」や「解き方」を教えれば子供が賢くなるわけではないです。
文章や問題との向き合い方をこそ、身につけてもらいたいです。