志望校と準備
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
先日小学生の保護者さんとお話している時に
「小学生のうちから高校や大学の志望校を考えるのは早すぎないかと心配だ」
という主旨のご意見がありました。
その時のお返事としては
「志望校を選ぶことそのものは大したことではないです。大事なのは準備をすることです」
という内容をお話しました。
相模原高校だろうが弥栄高校だろうが麻溝台高校だろうが、高校の看板そのものに大きく価値を見つけてほしいわけではありません。
まして受験までもう少し時間があるように思える時には、です。
いわんや大学名をや、ということです。
しかしながら、それらの目標を設定して準備を始めることそのものは、比べ物にならないほど価値があります。
いつか大きな目標を見つけた時に、どこかの誰かから「無謀だ」「奇跡だ」と言われるような成功を収められるかどうかは、この準備の多さと周到さにあります。
大きな目標を諦めずにすみ、何らかの選択をせねばならないとき(志望校の願書を出す、など)に最高・最善の選択肢を選べるようになるためには十分な準備が必要です。
そのためにはどうしたって時間が必要なのですから、早くから目標を立てて準備を始めるに越したことはないのです。
一旦何らかの目標を立てることは、そもそも事の成功や実力アップに大きな影響があります。
目標を立てることによって目標と自分との違いを知ることができます。
言い換えれば「たりないところ」「埋めねばならないところ」が分かるわけです。
具体的になった課題は解決可能なのですから、勝率が上がるのは当然ですね。
闇雲に走り回っても体力がつきにくいように、闇雲な努力は時間の浪費です。
ぜひ具体的な努力の日々のためにも、目標を立てて準備を始めましょう。
それも、なるべく早く。出来れば今すぐ。