正解した先を望むから県相生
個別演習授業では生徒たちが淡々と演習をしていきます。
しかし生徒によって、その演習をどのように捉えて力を伸ばしていくかは様々です。
県相・県立相模原高校のような上位高校への進学を果たす生徒はただ正解して良しとはしません。
今日も県相の生徒が問題と自分の答案を持ってきて、「正解は出たけれども、内積を使わないで面白い答案は書けないか」と質問してくれました。
偏差値が60そこそこで留まってしまう生徒には、確実にこの視点がありません。
ただ真面目に問題を解いて正解して安心して終わります。
安心した瞬間に脳は働くのを止めます。
私たちが賢くなるのは改善点を見つけて改善した時です。
正解したら改善点が無いということではありません。
常に試行錯誤して何とかもっと、と思い続けて手を動かしてこそ賢くなるというものです。
これを絶えず生徒に伝えても、生徒がそうあろうと変わろうとしなければそれまでです。
目の前の一問に正解したいのか、自分の力を高めるための学習をしたいのか。
我が子にどちらを望みますか?
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