数学は実験と検証で学力向上
今でもたまに、大学時代の夢を見ます。
最近も、工学部時代の実験の夢を見ました。
理系は仮説・実験・検証をレポートにするのが定番ですしね。
しかしこの実験というのが、往々にしてうまくいかないものです。
そのうまくいかなかったところを検証していくのが面倒でしたが、それもまた科学だと指導されました。
大人になって指導する側に回って、改めてこの姿勢を教われて良かったと考えています。
数学が苦手な人のパターンとして、この科学から遠いところにある学習が挙げられます。
自分の間違いを検証しないで、赤ペン・青ペンで正解答案を模写して終わりというタイプです。
そうではなく、間違えた時こそ学ぶべき時です。
何を何故間違えたのか、正しくはどう動くべきだったのかを確認して言語化してください。
そしてその間違いを執念深く覚えておいてください。
今日も演習ノートを塾長が確認した際に、生徒に質問をしていきました。
その際に、間違えた問題についてコメントを求めました。
それを即答できるようであれば、自分の間違いを検証していた証拠です。
しかしあいまいな返答に終始しているならば、自分の間違いを軽んじている証拠です。
どちらが県立相模原高校のような相模原市内上位高校合格に相応しいかは、言うまでもないですね。