基本動作を言語化しておく
今日は最後の県立高校入試前の中3講義授業でした。
英語と数学の模擬問題を利用して改めて基本動作の確認をしてもらいました。
出題傾向から少しだけズレた問題をみてもらいましたが、それは小手先の話です。
普段から注意しておくべき基本動作をきちんとやれば、相応の結果が返って来るのが入学試験というものです。
例えば、数学の確率の問題があります。
サイコロを振ったり、袋から球を取り出したりしますが、どちらだから特別なことを、ということはありません。
起きうる事象をきちんと見やすく書き出しましょう。
その事象同士の組み合わせをもれなく数え上げれば、必ず解けるように神奈川県の県立高校入試の確率問題は出来ています。
素早く書き出す基本動作さえ習得しておけば、特別な公式などで処理しなくてよいわけです。
ひたすら目で見て確認しやすい≒見落としが起きにくいように表にまとめたり、場合分けを確認しやすいようにカラーペンを使う動作を確認しましょう。
図形と複合しての問題が出ることがありますが、直角三角形・二等辺三角形・正三角形などの場合には「辺の長さ」に注目することでぐっと場合分けが楽になります。
そのような簡単な目安をはっきり言語化しているか「複合だから難しい解き方があるのかも」などと考えるのかで、本番で落ち着いて解けるかどうかの分かれ目の一つなのです。