学力を上げて選択肢を広げる
500円のランチと1000円のランチと2000円のランチの店があるとします。
財布に500円入っているときには、500円のランチのみ食べられます。
つまり自由が少ないです。
財布に10000円入っているときには、どのランチでも食べられます。
つまり自由が多いです。
つまるところ、学力を上げておくというのはこの財布の中身を増やしておくようなものです。
学力がある人間は自分が進学する高校や大学を選ぶ自由があります。
学力がまだ伸びていない人間は自分が進学する高校や大学を選ぶ自由が減ります。
減った中で妥協していく人生を続けていくと、自己肯定感が下がっていきます。
「どうせ俺なんて」という気持ちで人生を過ごすことになります。
これが負け犬根性というやつです。
自分の可能性を自分で信じることが出来なくなるのは寂しいことです。
たんに進学先の看板を大きくすることの意味よりも、自己肯定感をもって生きていくことの方が人生にとっては重要かもしれません。
自分に自信をもって人生に努力を重ねていけるようになることこそ、受験勉強を通じて得られる最も大事なマインドのひとつでしょう。
次の定期テストで自分を肯定できるように、まずは今週末に一つ努力を重ねてください。
出来れば一つとは言わず二つ三つ。
そうやって重ねた実力があれば、自分の人生の選択肢は大きく増えてくれるはずです。