感情に負けるな
学力がなかなか向上しない生徒や家庭に共通することがいくつかあります。
その一つは「感情に負ける」ということです。
ここで言う「感情に負ける」ということは、以下のような気持ちで学習行動を止めてしまうことです。
- 何かあるとすぐに不平不満を口にする。
- 他人にマイナスの感情をぶつける。
- 誰かのせいにして自己正当化を図る。
人間は生きていれば思わぬトラブルにあいます。
というより、むしろトラブル続き/アクシデントまみれなのが日常です。
感情に負ける人はそういうときに、すぐに行動を止めます。
冷静に考えれば、これは極めて理外の行動です。
学習の大きな目標は「人生を豊かにし、誰かのためになる行動をとれる幸せな人生を送ること」です。
学習の小さな目標は「テストできちんと結果を残し、志望校で学べる自分になること」です。
学習行動を止めても減らしても、これらの大きな目標にも小さな目標にも近づきません。
何の意味もないですよね。
トラブルがあろうがアクシデントが起きようが、自分のなすべきことをシンプルにやるほうが目標を達成できます。
自分の思うような何かがなくとも、その環境や状況を存分に生かして戦いましょう。