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成功体験は時に危険だ

 
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成功体験は学力向上に必要です。

自分が何者かになりうるという自信をもつことは、学習継続の燃料です。

「どうせ俺なんて」と思っていては継続できません。

自分ならやれる/やれていると思って進まねばなりません。

そうであっても、時として成功体験は危険なものです。

例えば小学校の頃にカラーテストでまぁまぁの点数を取っている生徒はその典型です。

きちんと学習内容を理解して、望ましい学習方法を身に着けた結果得点しているならば問題はありません。

しかし、小手先で/雰囲気で/その場しのぎでもカラーテストであれば得点できる面もあります。

そのまま中学校に進学してしまうとどうなるでしょうか。

最初の定期テストぐらいはまずまずの点数を取ります。

420点/500点ぐらいでしょうかね。

もうひと頑張りすれば自分も県立相模原に進学できるのではないか、と思います。

親もそういう目で見ます。

しかし2回目の定期テストで400点を切ります。

3回目の定期テストでは370点前後になります。

学年が変わって最初の定期テストでは380点ほどに戻すものの、次の定期テストでは350点ほどに。

そのように下がっていきかねません。

小学校の頃はこれでやれていたのに、という気持ちが残ったままで、レベルの上がった学習をやれていないパターンです。

半端な成功体験が自分を変えるチャンスを奪ってしまう典型例です。

これは非常に危険です。

気が付いたらもう部活動を引退している状態です。

県立相模原どころか、麻溝台だってどうかという風に見えてきます。

そうならないためにはどうしたらいいでしょうか。

簡単です。

さっさと小学生の頃の良くない学習を脱却するショックを受けることです。

そして、一日でも早くきちんとした学習を身に着ける生活を始めることです。

県立相模原高校合格のためには中学1年生の1学期が重要だというのは、そういうレベルでも言えることなのです。

3年後の合格に向けて、スタートから飛び出す準備は出来ていますか?

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