「逆算」の力を鍛えれば数学が得意になる
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
数学が苦手な生徒は思考が一方通行なことが多いです。
逆に数学が得意な生徒は思考があちこちに伸びていくことが出来ます。
最初からあちこちに伸びていく思考が難しい生徒は、まず「逆算」の力を鍛えてみることをお勧めします。
例えば問題を読んだときにまず「何を問われているのか」を一言で捉えます。
「平均」だの「速さ」だの「面積」だのという具合です。
そして「平均が分かるためには何を考えればいいんだっけ」と考えてみること、それが「逆算」の始まりです。
何が分かれば問われたことに応えられるのかを考えていくことで、自分がやるべきことが見えてきます。
迷路をゴールからなぞる考え方とでも言いましょうか。
「平均が分かるためには全体の和が分かればいい」ときて、「全体和が分かるためにはなにをすればいいのか」と考えていけばいいです。
そうやって逆にたどっていけば、問題文に書かれた初期条件から何をすればいいか分かります。
無論、初期条件を読んでそのままスッと解ければ問題はありません。
しかし問題の難度が上がればそうもいかないこともあります。
パターン化できていない問題に遭遇してこそ学習のレベルが上がっていると言えるからです。
その日のためにも、逆算の力を高めてほしいところです。
この考え方は数学にのみ当てはまるものではありません。
自分が将来何かの壁に当たったり、何か叶えたい目標が出来たり、何か手に入れたいものに出会ったときに役立ちます。
壁・目標・目的から逆算して何をすればいいかが分かるんですからね。
後はそこに全力でぶつかって、失敗しても淡々と立ち向かえば大体のものは何とかなるものです。