石垣のように頼れる基礎を組んだか
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
出張したときに、時間があれば史跡などに立ち寄ります。
城趾の石垣などは、そこに天守閣がないのも風情があっていいものです。
過去はここに立派な城があったが、今は県庁があって、というのもまたよいのです。
無い城に心を馳せる想像力が大事です。
逆に言えば、城がなくなっても残る石垣の素晴らしさがあります。
100年200年を経ても立派に組み上がっている石垣の技術こそ、色んな意味で建築の基礎でしょう。
学力を挙げられるのは基礎がある人間だけです。
学力が伸び悩んでいる場合には、ほとんどが基礎が抜けている状態です。
そこで分かれ道が現れます。
抜けた基礎を積むために一旦ちゃんと戻れる人と、そうでない人です。
基礎のミスは派手なものには見えないことが多いです。
四則演算のミスだったり、符号のミスだったり、文字のミスだったり。
英語で言えば動詞や名詞のs、時制のミス、文の種別のミスなどでしょう。
これらを軽く扱って徹底的に組み直さないことで、意識しないことで、伸び悩みます。
学力が伸びにくい人間は例外なく基礎練習で手を抜きます。
簡単なことを徹底的に反復して克服しようとしません。
どの塾でもどの先生でも言っているお話だと思いますが、基礎とは簡単なことを意味しません。
基礎とはその後の学習の核となる超重要事項です。
数学の教科書の例題を全て説明できるようになること。
それを土台に問題を解き、ミスしてもそれを説明できること。
基礎基本とは、絶対にミスしてはいけないものです。
だから、小さなミスにどれだけ執念を燃やせるかが最終学力の差につながるのです。