2023年神奈川公立高校入試から考えること
今日は神奈川県の公立高校入試の学力検査日でした。
まだ全問をチェックしたわけではなく、受験生と少し話しながら問題を一部見た程度です。
その段階ですが、やはり強調しておきたいことが一つあります。
それは「単なる知識で解く問題がさらに減少している」という傾向です。
インプットした知識をシンプルにアウトプットすればいい、とりわけ理科社会は暗記科目、といった考えはもう捨ててください。
社会でも資料を読んで分析したり比較したりする問題が多くなっています。
日常から数的処理に慣れておいたり、因果の把握や比較検討に親しんでおくべきです。
知識はあくまでもそのベースとなるものです。
数学を解く際の四則演算のような立ち位置ですね。
徹底して観察したり思考したりする習慣が有るか無いかが合否の分かれ目になります。
これは特に上位層ほどそうなります。
大学入試の問題がそのように作られているからということでしょう。
県立相模原・相模原弥栄・麻溝台などの進学はあくまで大学受験の準備として高校受験を突破していくぐらいの精神でクリアしていきたいものです。
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