大きい目標と小さい目標についての大人の役目
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
物事の達成には目標がある方がよいです。
何の目標もなく生きたところで、毎日の行動が鈍くなるだけです。
遠くにある大きな目標、毎日の小さな目標。
その両方を見ながら生活すれば、結果は必ず出ます。
「何のために学習するのか?」という大きな目標がなければ闇雲です。
できれば社会に出るための自分の理想モデルがあるのがよいです。
どんな仕事をして、どのように社会に参加していくのか。
それが分かっている人間は、自分のための行動を継続しやすくなります。
高校受験で燃え尽きる場合には、大きな目標がない場合がほとんどです。
大きな目標を見つけられないのは、子供の世界観が育っていない状態です。
そこをアシストするのは、当然親の出番です。
一番身近な大人として、社会に参加するとはどういうことかを見せていきましょう。
特定の職業分野に偏らせることなく、様々な角度から世界を見せましょう。
しかし、遠い目標ばかりでは毎日の行動が結果につながっている意識が出ません。
毎日の目標を立てて、小さく達成感を感じる心も育てておくのが王道です。
毎日音読を継続できたことを認める。
毎日同じ時間から学習を開始できたことを認める。
復習のタイミングを逃さず継続できたことを認める。
予定通りワークの周回を進められた今週を認める。
そういう小さい達成感から、自分の成長を認めていきたいところです。
でもそれは、子供が自分の考えだけで到達できる領域ではないです。
そこを認めるのは、親を始めとした大人の仕事です。
大人はそういう小さいことも見逃さないことができるはずです。
大人の手本で、子供は価値観をアップデートできるのです。