学力が伸びる質問の仕方とは
学力を着実に伸ばす生徒は質問で見て取れます。
例えば、質問を毎回してきます。
自分の答案を改善する意識があり、不足を補おうとする意識があれば当然です。
質問しないで学力を伸ばせるのは偏差値70になってからです。
ガンガン質問することがあるのが偏差値60前後というものです。
自分の学力向上についての欲がない人間であれば、上にはいきません。
やりたいようにやって合格を勝ち取るのは才能に恵まれた人間だけです。
例題の解説を読んで疑問点をつぶす質問をしましょう。
答案作りの途中で手が止まったら、考えて質問をしましょう。
自分の考えたことがある上での質問でなければ、ただ聞き流して終わります。
なぜなら、疑問の焦点がボケているから聞き取りもボケてしまうからです。
模範答案とは異なる答案を書いたら、その差を考えて質問しましょう。
別解は別解として数学的に正しければ価値があります。
その上で、模範解答と比べてどちらがより速度と正確さと汎用性が高いかを考えましょう。
このように、質問は考えることとセットであれば学力が伸びます。
ただわかりませんと言っているだけの行動では、学力は伸びないのです。