生徒と解説の間を繋ぐ
学習の効率を上げることに腐心しすぎるのはあまり良いことではありません。
特に学力が低いうち・学習技術が発達してない時期には避けるべきです。
効率を上げるためとして、必要な地道な手順を避けてしまうことがあるからです。
テキストの例題をおろそかにして演習をするような生徒も世には多いものです。
基礎基本にあたる事柄は、たいていの生徒が「このくらいで丁寧にやれた」と思う程度では足りません。
3倍・5倍丁寧に向き合うくらいでも良いでしょう。
その上で、学習の効率を上げることは大事になります。
人間の脳が処理することを考えれば、今現在でも最も効率が良いのはテキストベースの学習です。
これは「得意は高速」「苦手は低速」というペースチェンジがやりやすいからです。
動画や講義授業は良いものですが、どこも同じ密度で扱われればペースが変えにくいです。
しかし、テキストに書かれる情報には限りがあります。
どうしても解説がわからないと思う瞬間があります。
紙幅制限・文字数制限があれば、仕方がないところです。
そこを埋めるために、僕がいます。
テキストの解説と生徒の理解の間の溝を僕の解説でもう一歩埋めて生徒が飛び越せるようにします。
今日も朝から、質問の添削をしています。
自分の力で学ぶ生徒が、もう一段上の学力を手に入れる手伝いが、僕の大事な仕事です。