小さなルールを守れ
当たり前のことですが、簡単なことができないなら難しいことはできません。
僕が指導のときに生徒に必ず守るように決めている行動があります。
ノートにページ番号と問題番号を書くこと。
数式は出題された最初から書き、途中式をむやみに省かないこと。
丸付けは溜め込まず大問一つごとにやること。
正解を書き写さないこと。
テキストに日付と正誤を書き込むこと。
例えばこういう簡単なルールがあり、それを生徒に伝えます。
どれも極めて簡単な動作です。
こういう簡単なルールを忘れずに実行することが大事です。
簡単な、何度も繰り返して使うルールが実行できないのに、難しいルールが実行できるでしょうか。
できるわけがありません。
そもそもルールを守るという意識も習慣もないのです。
ルールを守る人間でなければ、学力は伸びません。
点数はルールを守ったときに得られるものです。
テストのときだけルールを守るのは難しいです。
学習するときだけルールを守るのは難しいです。
日常生活からルールを意識して行動できるかどうか。
そして意識しなくてもルールを守れる人間になれるか。
そういうところから学力は組み立てられていきます。