高校に合格した後が大事だ
県立相模原高校の1年生と打ち合わせをしました。
現時点でのご家庭としての志望校と本人の希望をベースにして学習計画の概要を伝えます。
県立相模原高校に進学するからには、それなりの看板の大学を希望することになるでしょう。
国公立大学や早慶上理などの最難関大学が思い浮かぶ人も多いです。
しかし、実際にそれらの合格となると難しいです。
国公立大学も早慶も、それぞれ30名〜40名という範囲が県相の通常です。
重複があることを考えれば、このような大学へ進学するのは50名前後でしょう。
ではGMARCHに、と考える親御さんも多いです。
県相からは毎年280〜300名の合格者が出ます。
これをして「生徒1人につきGMARCH1つの合格が」という発言があったとかなかったとか。
これは合格者数と進学者数の間にある深くて暗い溝を考慮に入れていない発言です。
実際にはGMARCHクラスの大学であれば、一人で5〜7回の受験もザラです。
そうなると合格者が一人で3つあることもザラです。
落ちる生徒は全敗もまたザラです。
県相であっても油断すればGMARCHにご縁が無いまま3年間を終える生徒も確実にいます。
上位大学・難関大学合格を目指す県相生諸君。
1年生から計画的に学習しなければ、君はただ県相に合格したことがピークの人生になります。
肝に銘じて下さい。
まして県相より入りやすい高校に進学した諸君。
君たちが有名大学合格を目指すなら、もっと計画的に動かねば確実に負け戦ですからね。
高校受験と大学受験は全く別物です。