偏差値50や平均点は赤信号だ
偏差値50。
平均点。
このくらいであれば一安心する生徒もいるでしょう。
僕はこのような生徒については「赤信号」と伝えています。
それは、抜けている基礎基本が圧倒的にあるからです。
中学生で言えば、そもそも算数の基本ができていません。
分数の処理、割合の処理辺りはほぼ絶望です。
手が止まったりミスが多発したりします。
そのまま進めば数学だけではなく、理科でも失点します。
まして高校数学についていくことは絶対できません。
「中学までは数学がなんとかなっていたのに、高校でできなくなった」
こんな話は世間に溢れています。
しかし実際には、算数レベルから基礎がパカ抜けしている結果です。
本当に数学を得意になりたいなら、算数であろうが戻るべきです。
戻ることを躊躇してはいけません。
今できなくても、今日できるようになればこれからの人生は良くなります。
コンパクトにこまめに戻って、何度も復習して身につけましょう。
一度で身につける必要はありません。
反復して自分の脳に大事だと教え込めばいずれは身につきます。
そのような大復習の時間を稼ぐためにも、早い時期からの通塾をおすすめします。
追い込みだけでなんとかなると思ってはいけません。
そうやって志望校を下げる人生になるのですから。