時間に負けるな
生徒が今日もうっかり口にしました。
「テストのときに時間がなくて、この問題が解けませんでした」
それを言ってはおしまいです。
「Aがない」というのは、Aを加減できるときに考える手順です。
ないものを足してあげれば、物事が解決する状態です。
お金がないなら、お金を増やせばいいというようなお話です。
でも、テスト本番の時間は必ず制限があります。
誰にも等しく決められていて、変えられません。
ということはどう考えるのでしょうか。
「自分が解く速度が遅い」と考えるのが妥当です。
解く速度を上げることは、必ずできます。
十分に知識を暗記して、すぐ取り出せるようにしておくこと。
手順の省略に最善を尽くすこと。
決断の速度を上げておくこと。
そういう日々の鍛錬が、日々の学習量を増やします。
単位時間あたりに解ける問題が増えますからね。
そして増えた学習量でついた学力で、本番のテストの時間を使いこなします。
現在のテストはどれも、のんびりマイペースで過ごしていては間に合いません。
定期テストのみならず、入学試験本番はもっとそうです。
神奈川県の公立高校入試は特に情報量が多いです。
処理速度を問われるもので、悠長にやっていては時間に負けてしまいます。
毎日の行動一つ一つから、速度を意識して生活しましょう。