感謝も期待も大事
子供たちと折に触れて学習に直接関わらないように思える話をします。
今日の生徒とは感謝の話をしました。
僕は生徒たちに「なりたい大人になってもらう」ことを目指して塾で学習指導をします。
なりたい大人になるために学力が役立つなら、僕が手伝います。
でも、「なりたい大人」というだけでは自分しか見えていません。
僕たちは社会的存在ですから、他者抜きに生存することはできません。
他者=社会とどう関わって生きていくかも大事なことです。
生徒たちには分かりやすく「人に感謝されて期待されるようになりましょう」という言葉を伝えます。
どんな仕事をしても、それらを得られることでのみ続けていくことができますからね。
もちろんそれらも、学習を通じて学ぶことが出来ますし、それらがあることで学力も上がります。
他人を意識した答案=採点者を意識した答案です。
他人を意識した行動をしないなら、学習の空気を乱すことになります。
悪い意味で空気を乱す人間がいれば、学習環境は悪化します。
それは他人の学力のみならず、自分の学力も下げます。
県立相模原のような名門公立高校であれば、周囲の空気に乗って学力が伸びる生徒もいるでしょう。
しかし学習に重きを置かない生徒が多ければ、その中で自分だけ学習を続けるのは辛いですからね。