未体験のものに価値がある
大半の人間は知識も想像力も大したことがありません。
知識や想像力の不足から現れる結果の一つは「体験したものだけしか理解できない」です。
ここで問題になるのは体験したものの中でのみ生きていこうとする心根です。
自分の手の届く領域に引きこもって新しいことに挑戦しない心根です。
理解できないものを理解しようと試みない人間は、たまさか手の中に落ちてきたものを握りしめます。
そしてそれから手を離すことさえ恐れて生きていきます。
その生活の何処に宝物と巡り合う冒険があるでしょうか。
体験したことのないもの・未知のものへの欲求を損ねてはいけません。
自分が知らないものに触れて、それを吸収して未体験の壁を超えていきましょう。
合法の限りですが、人生において未体験のものに触れたことによるマイナスはあまりありません。
新しいものに慣れれば慣れるほど、物事の吸収力は上がります。
増えた知識が理屈のある想像力を下支えして、着実前進していけるからです。
学習に限れば毎日の学習が楽になり、学力が上がりやすくなります。