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2024GWに映画館で観るべき映画はこれだ

 
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ゴジコン見ないでどうするの?

GW=ゴールデンウィークとは映画業界が連休中に映画を観てもらうためのキャンペーンが由来です。

というのは何度も何度も塾のブログに書いています。

もう電子の海の藻屑となった過去のブログも含めれば10回は超えています。

ということで、「2024年のGWに映画館で観るべき映画はこれだ」です。

最初に結論から書きます。

『ゴジラ×コング 新たなる帝国』です。

年間200本から劇場で映画を観る僕を信用できる人は、ここまで読んでくれればいいです。

それでも「なんで?」と思う知りたがりの方のために理由もちゃんと書いておきます。

映画館でこそアクション映画は映える

映画なんてNetflixとかAmazonプライムとかDisney+などのサブスクで家で見れば安いもんです。

というコストパフォーマンス至上主義の皆さんはここでブラウザを閉じてください。

コストパフォーマンスを追い求めては賢さが身につきません。

そもそも映画は映画館で上映されることを主眼として作られます。

映画館の暗さの中での画面の演出の明るさ。

映画館の大きいスクリーン・大音響を考えての音作り。

これらはテレビ画面、ましてタブレットやスマートフォンの画面を主な対象としません。

つまり、アクション映画のようなものはチマチマした画面で追ってはならないのです。

まして怪獣の迫力を示す大音響は家庭では再現できません。

ご家庭に5.1chのスピーカー設備、ありませんよね?

それでは作品の真っ当な価値が分かりません。

鰻屋さんの店頭の匂いだけで良し悪しを測るようなものです。

だから、ゴジラ×コングのような作品こそ映画館で観るべきです。

説明台詞に頼らない作品こそ賢くなる

今回のゴジラ×コングは怪獣映画の欠点を一つ克服しています。

怪獣映画の肝は怪獣たちの大暴れです。

しかしどうしても人間ドラマ的なストーリーが入ってくるのも映画としての長さには必要です。

そのウジウジした会話劇を、ゴジラ×コングは取っ払いました。

そこを怪獣達の演技に全面的に投げました。

台詞などなく、表情と動作と演出でどんな心情なのかを観客に伝えてきます。

嬉しい時に嬉しいと言い、悲しい時に悲しいと言う。

そんな陳腐なものは絵本で卒業しておくのが文化文芸というものです。

国語の読解でも、そんな簡単な感情問題は出ません。

表情や動作から登場人物の心情を読み取る練習にも最適の一本になったと言えます。

世代を超えて楽しめる

ゴジラもキングコングも、ベテランの大怪獣です。

保護者のみなさんも過去に観たゴジラ映画がきっといくつもあるでしょう。

そしてもちろん新作ですから、現代を生きる子供たちにも楽しめる要素が大アリです。

そういう意味で、世代を超えて楽しめる作品になっているのは間違いないです。

ご家族で出かけるGWこそファミリー映画でしょう。

等と御託を並べましたが、細かいことはいいんです。

せっかく行くなら大迫力の一本で頭を空っぽにして楽しんでください。

なんならゴジラ×コングでなくてもいいのでね。

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