自分で質問せよ
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
「うちの子は引っ込み思案で自分からは質問できません」という親がいます。
小学校低学年なら、わかります。
そういう時期の生徒に手をとってあげるのは大事な指導です。
でも、相応の学年になっていてそれでは話になりません。
相応の学年になっていて質問ができないのは、幾つもの問題点があるからです。
質問することで恥をかくのではないかという無駄なプライド。
質問して自分を変えた成功体験のなさ。
そもそも低い学力と勇気。
それらの土台として大人が面倒を見すぎた結果の自立機会の損失。
それら全てが、自分質問しない子供を作ります。
高校に入って、先生に質問を促されない生徒になって欲しいですか?
なって欲しくないですよね。
であるなら、中学生や小学生の間から自分で質問できるように練習するほかありません。
他人が手を貸せば貸すほど、子供たちは自分が動かなくても他人が助けてくれる成功体験を積みます。
成功体験は全て学習です。
子供たちはこれからも質問しないで助けてもらえるまで待つ人間になります。
そんな状況で大学進学へ向けたいい高校学習を行えるでしょうか?
答えは自明すぎます。