算数・数学ができないと2教科損をする
GW特訓ですので、受験生を中心に生徒が来て個別演習をやっています。
今日は中3から理科の質問を受けていました。
長く来ている生徒ですので、自分の質問すべきところもある程度は分かっているのがいいですね。
物体が力を受けて移動している場合の移動距離についての説明を一通りやりました。
過去に学習した方なら覚えているでしょうが、一定の力を受け続けた物体の移動距離グラフは放物線になります。
時間の二乗に比例して移動距離が伸びるやつです。
こういうときに、数学の放物線の話を納得できていると強いですね。
どの段階でもそうですが、理科の学習内容の半分には算数・数学が絡んできます。
放物線と物体の運動ほど時期が近いことはまれではあります。
小学生の比や割合から中学生の方程式までが分かれば、中学理科で助かります。
中学後半から高校の数学が分かれば、高校化学・物理で助かります。
逆に言えばどうなるか、分かりますね。
算数で苦戦すれば理科で苦戦します。
数学で苦戦すれば化学・物理で苦戦します。
1教科だけで被害が止まらないということです。
もちろんそもそも学習のベースとなる最低限の国語ができての話ではあります。
ともあれ苦手教科を増やさないために、将来の進路選択の幅を広げるために、算数から丁寧に学習しましょう。
そのためにも、この1学期の計算力育成を手抜かりなく。