考え抜けば必ず道が見える
ここ1ヶ月ほど頭を悩ませていたことがありました。
それをほぼ毎日考えて考えて、調べて調べて、ようやっと自分にとって納得できるところに辿り着きました。
大概の物事はそうなのですが、考え抜くことはとても大事です。
何が問題で何が要点なのか、動かせることと動かせないことは何なのか、どこまでやれば良いのか。
そういうことがざっと考えていつでも正解できるとは限りませんからね。
とかく難しいこと/大事なことが含まれる問題ほど考え抜くべきです。
大人と同様に、子供達の学力を伸ばすために必要なことの一つに、考え抜く習慣があります。
問題を雑に読んでパッと目についた数字を適当に加減乗除して出た数字と模範解答の数字を見比べて○をつけ、違ったら正解の数字を書き込むだけだからいつまで経っても学力が伸びないのです。
そういうものを学習だと勘違いしているから点数も偏差値も合格可能性も低いままなのです。
問題文を徹底的に考えながら読みましょう。
与えられた数字のイメージをはっきり持ちましょう。
問われていることに答えるために必要なことを考え抜きましょう。
そういうことをせずにすぐに「分からない」と投げ出す根性なしだから学力が低いだけです。
であるならば、私たち大人に必要な行動の一つは子供達に考え抜く習慣を身につける環境を用意することです。
懇切丁寧に手取り足取り教えるだけではダメなのです。
誰かの発した音を聞いているだけであれば脳が動きません。
考える習慣がつかずに言われた通りに式を書いて代入している機械を作っているだけです。
考え抜くための時間も必要ですし、甘やかさず思考をどんどん突きつける大人も必要です。
それが、青木学院の個別演習です。