合格点を取るために考えるべきこととは
いつも思うのですが、目標達成率を上げる行動や思考さえずれなければ、大概のことは何とかなります。
例えば、大学受験で合格するために考えるべきことです。
一般受験で言えば、シンプルに合格点を取ればいいだけです。
共通テストで75%の得点ができれば、かなり有利に受験を戦えるようになる大学が大半です。
25%は失点してよいと考えられます。
どの教科であれ一番難しいと言えるレベルの問題に勝つ必要はなくなります。
得意教科で100点近くを取れるのならばそれはそれで構いません。
しかし、75%まで確保できるレベルをまずは目指すと言うのであれば、基礎基本を徹底しておけばよくなります。
合格するためには難問を解かねばならないと考える人が多いです。
そのレベルで戦うべき人は、そうすべきです。
しかし、大概の大学受験においては基礎基本の不徹底によって不合格となる人の方が多いです。
基礎基本を徹底的にということは、それらがいつでも即座に取り出せるようにしておくということです。
基本となる問題を何度も周回して、「なぜその解法をとるのか」を徹底的に言語化しましょう。
言語化できていないのでれば、何周解いても学力は大して伸びません。
得点できていないのは、言語化・ルール化しない生活を送っているからです。
何となくで生きている部分、非言語化の感情レベルで生きているからです。
一つでも多くのことに「なぜ」「どうして」「どのように」という問いかけをして考える時間を増やしましょう。
それが子供を賢くします。
だから塾長は生徒のノートを見て「これ、何でこうなるの?」と問います。
それに黙り込んでいるようでは、考えることを放棄しているだけです。
先回りして親がこれに答えを用意し続ける限り、子供は賢くなりません。