未来の自分に期待するな
塾のTwitterを眺めていると、神奈川県立高校受験生の「志願取り消し人数が知りたい」という趣旨のtweetを見かけます。
率直に申し上げて「そんな暇があれば学習すればいいのに」と思います。
神奈川県の公立高校志願者の志願変更が確定するのは2月8日火曜日です。
そこまでは途中経過しか分かりませんし、最終的な人数以外は合否に影響しません。
そして情報を知ったところで増減に変化もありません。
他者の動向を見て志願変更を検討したいと思うかもしれませんが、余程の高倍率が出ている高校でなければ増減はたかが知れています。
ということで、大半の受験生はそんな誤差を気にするよりも自分の学力を少しでも高めたほうが、志望校に進める可能性が上がります。
残された受験までの週末はあと2回です。
時間に限りがある以上、出来る学習量にも限りがあります。
寸暇を惜しんで学習量を増やし、合格のためにベストだと思える行動のみに専心すればわずかに合格可能性が上がります。
「もう少しの学習で手が届く一問」に絞って一つ一つ弱点を潰しましょう。
自分にとってやりやすい教科やもう解ける問題をいくらやっても伸びは大きくありません。
出来ない自分に向き合う時間だけが出来る自分を連れてきます。
未来の自分に先延ばしをしても、だらけた現在の自分を変える行動が無ければ未来の自分はあてにできません。
伸びしろに期待するなら、その伸びしろ分伸ばす行動をするだけです。
さもなくばただの未完の大器として終わってしまう寂しい人生です。
「やればできる子」などクソくらえです。
「やったからできた子」と言える人生にしなくて何が面白いでしょうか。