基本が身についている状態とは
数学が得意になるためには基礎基本の徹底が最重要です。
では、その基礎基本が身についている状態とはどういうことでしょうか。
一つには教科書・ワークの例題が手を止めずに正解できる状態です。
例題として取り上げられている問題は、のちの学習の布石となるようなものです。
それらを習得しているという前提で後の学習は設計されます。
習得していると言えるからには自在に使いこなせなければいけません。
自在に使いこなせているなら手を止めずに正解できるはずです。
問題文を読み終わって30秒も手が止まるようではもう全然話になりません。
もう一つには、その概念について言葉で説明できることです。
この問題はなぜそのように考えるのか・解くのか?ということについて言葉で説明できる状態を目指しましょう。
説明できるならば理解はある程度できていますし、出来ないならば何となくのレベルに留まっています。
この、言葉で説明できるというのは何も例題に限ったことではありません。
問題演習をやっていて不正解だった場合にも、ただ×をつけるだけの人がいます。
そうではなく、自分の答案のどこが不味かったか/何を改善すればよいかを言葉に出来れば、基礎基本が身についていると言えます。
是非毎日の学習で心掛けて実践していきましょう。