計算式の見やすい書き方とメリット
数学の計算ミスを防ぐための一つの技術は、等号を縦に並べる記述です。
計算初心者は等号を横に並べて続けていきます。
これを縦に並べるだけで、前の式と次の式を見比べやすくなります。
学校の教科書の例題でも、縦に並べて書いている様子を確認できます。
是非そのやり方を真似るつもりで書いてください。
上下に式を見比べながら解いていけば、書き写し漏れや数字の変化のミスに少し気が付きやすくなります。
動くものを追いかけるのは左右の方が見やすいものですが、式を計算するときは縦がお勧めです。
見比べやすくするという意味では、字の大きさにも気を付けましょう。
不揃いな大きさで書いてしまうと見比べにくくなります。
文字の大きさを一定にそろえるのは分数についても意識しましょう。
分数を大学ノートの罫線1行に収めて書こうとすると、字が小さくなって見比べにくくなります。
分数は分母分子を別の行に書いておきます。
こうすると、約分の見落としやミスも減らせます。