学習量は計算力だ
今日で冬期特訓の前半戦が終了です。
明日から冬期特訓はお休みですが、年末年始特訓を開講します。
今年は例年に比べて日程に余裕をとったので、十分に学習量を確保できます。
学習量なくして学習速度が上がることはありません。
学習速度は例えば、計算速度にあらわれます。
ある計算を行うときにどれだけの速さで解けるかは、単位時間あたりの学習量に影響します。
計算自体を考え込んでいては学習速度が低くなり、学習量を増やせません。
学習量は時間ではなく、解いた問題・身につけた力で判断するとします。
そもそも考え込んでいる場合には正解率は低くなります。
掛け算九九は考え込まないから、ほぼ間違えませんよね。
計算の工夫をできるかどうかも、慣れの問題が大きいです。
工夫するための視点に慣れて、無意識に工夫できるまで練習をするべきです。
さもないといつまでも筆算に頼り続けることになります。
生徒によく伝えることですが、あくまで筆算は最後の手段です。
暗算で解ける速度を上げるためにも、何十回も計算の工夫を練習しなくてはいけません。
さもなければ、上位高校での学習など夢のまた夢です。