自分の普通を疑おう
人間は放っておくと自分の近い人を基準とします。
「朱に交われば赤くなる」「類は友を呼ぶ」などという言葉で昔の人も言っていますね。
自分にとっての普通は、自分の周囲が基準になるのが普通です。
勉強に対する考え方も同様である場合が多いです。
テスト前にいつから勉強をするか、どのぐらいの点数で満足するか、自分の目標をどの位置に置くか。
そのような一つ一つについて、意識をせねば周囲の影響から逃れられないものです。
自分の周囲があまり勉強についてのレベルが高くないときにこうなると危険です。
今一つな有り様であっても、お互いの傷をなめあって終わってしまいかねないからです。
学力を上げるには、程度の大小はあっても現状の否定が必要です。
現在までの自分が作ったのが現在の自分の学力です。
そこを変えるためには自分の普通、自分の基準を変えていかねばなりません。
基準を常に自分より上に置くことから、学力向上は始まります。