努力を認めれば努力するようになる
弥栄中の生徒が定期テストの結果を見せてくれました。
英数国理社で良かった教科は平均点を38点以上上回っておそらくトップクラス。
今一つだった教科で平均点を10点強上回った、という点数でした。
が、実際のところ生徒にはほとんど点数についてのコメントはしませんでした。
理由は簡単で、点数の良し悪しを述べても眺めても、肝心の学力が伸びないからです。
といっても、テストの答案を持ってきたときだけ答案を確認しても、それでは何も言えませんよね。
もちろん答案を見てのコメントは、塾に任せてください。
件の生徒にも、通常の演習での様子と答案の様子を比べてのコメントを伝えました。
あくまで日常に蓄えた力の一部が示されるのがテストです。
結果だけで褒めたり叱ったりは、あまり意味がありません。
それよりもどのような日常学習は良かったと考えるか、どう改善していけばいいと考えるかを子供に聞いてあげてください。
そこで子供なりに筋の通った発言があれば、そこを大いに認めてあげてください。
良いことをきちんと認めてもらえると思えれば、子供はそちらに向かって伸びます。
光の当て所が大事なのです。