メンタルは歴史で支える
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
メンタルが弱いからどうしたらいいのか、という趣旨の相談を受けることがあります。
まず第一に考えることとして、メンタルと筋肉は別物だということがあります。
筋肉は負荷をかけることで強くなります。
回復のための休憩のタイミングも、体からの信号で感知しやすいです。
ちょっとやそっとのダメージであれば回復もします。
合理的なトレーニングを行えば、誰でもちゃんと筋肉は育ちます。
しかし、メンタルは別物です。
そもそもメンタルを鍛えようという考え方自体がよくありません。
どの程度不可をかけるかという数値目標もありません。
同じことをやってもどれだけ負荷になるかが測定できないからです。
ナチュラルに強くなった人もいれば、なかなか強くならない人もいます。
メンタルを直接鍛えるのが難しいのであれば、メンタルを支えるものを強くするほうがよいです。
人間のメンタルの支えとなるものは、例えば量です。
練習の量。
結果の量。
やってきたことの量が、折れそうなメンタルを支えてくれます。
あんなにやってきたから大丈夫だ。
あれだけ結果を残せたから大丈夫だ。
そういう量=歴史の積み重ねが、自分を土壇場で支えてくれます。
歴史を作るには手間も時間もかかります。
丁寧に組み上げていない歴史はちょっとしたことで崩れてしまいます。
受験を最後まで戦い抜くためには、それなりの手間ひまが必要なのです。