県立相模原 相模原中等教育 早慶上理 進学者数
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
昨日の記事では県立相模原高校と相模原中等教育学校から難関10国立大への合格者数を比較しました。
国公立大学以外への進学先として人気の高い難関・有名私立大学についてはどうでしょうか。
まずは早慶上理について比較してみましょう。
早慶上理とは、私立大学の中で難関大とされる以下の4大学をさします。
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
- 上智大学
- 東京理科大学
表中の各大学別の数字は進学者数、カッコ内の数字は現役合格者数を示します。
高校名 | 県立相模原 | 相模原中等 |
定員 | 277 | 140 |
早稲田大学 | 16(33) | 7(17) |
慶應義塾大学 | 9(19) | 8(29) |
上智大学 | 2(16) | 3(32) |
東京理科大学 | 3(26) | 7(38) |
早慶上理合計 | 30(94) | 25(116) |
早慶上理割合 | 10.8%(33.9%) | 17.9%(82.9%) |
一般に各高校が発表しているのは進学者数ではなく合格者数のみであることが多いです。
もちろんそれはそれで大事なことです。
しかし、世のお母さんが最も知りたいのは「県相から早稲田大学にどのぐらいの進学者が?」です。
上記の現役合格者数だけを見れば、県相生の上位3分の1が早慶の合格すると一瞬錯覚します。
実際には進学している1割強+国公立大学上位の生徒が合格していると分かります。
2020年代の大学受験は、お母さんたちが現役だった20世紀末とは違います。
当時は国公立大学と早慶合格はある程度ある話でした。
しかし、私立大学入試の難化が進む現在では、両取りはかなり難しいです。
東京一科に合格できる生徒の中にさえ、早慶合格を取れなかった生徒もいます。
一応難関10国立大と早慶上理をあわせて県立相模原高校で14.4%、相模原中等で36.5%です。
実際には多少割り引いて考えて、県相上位12%、中等上位30%ぐらいが難関大合格でしょう。
両校とも、合格にはそれなりの学力が必要です。
その資質ある生徒諸君をもってしても、難関大学進学のためにはかなりの学習が必要なのです。
高校進学を果たしたからと、お気楽に緩んで過ごしていいでしょうか。
まして相模原弥栄高校・麻溝台高校からの大学受験を考える生徒諸君。
君たちより高校入試の総合力で上回った県相生でさえこれです。
教科数が減るとて、気の抜けた学習しかしないで早慶など夢のまた夢のまた夢です。
もちろん、GMARCHだってそうです。
明日はGMARCHについて両校を比較してみましょう。