基礎基本や習慣こそ
例えば神奈川全県模試などの模擬試験で偏差値が50を切っている場合。
必要なのは前の学年でも戻ってやり直すという決意です。
眼の前のテストで点数を取りたい気持ちはあるでしょう。
しかし、それでは長期的な学力育成にはなりません。
学力が伸びない根本が基礎の不足と学習習慣の不徹底にあるからです。
とりわけ英語で言えば単語と文構造、数学で言えば計算類。
毎日一つひとつの行動を丁寧に積み上げる習慣。
そういう所を積み残して場当たり的に学習しても、学力は脆いままです。
丸付けは大問ごとに。
計算式は罫線に合わせて丁寧に。
日付・ページ番号・問題番号を忘れずに。
この程度のことさえ気を配れないで、問題の細かいところに気を配れるわけがないです。
そういう、人としての基本レベルのことさえできていないのが平均以下の学力です。
そこから立て直そうというのに、場当たりツギハギだけでいいのでしょうか。
それでいいという人もいるのでしょう。
でも、僕の指導はそういう意見には合いません。
基礎基本や習慣、価値観から変わってもらって学力を上げます。
今日も教材屋さんがうちの塾で伸びた生徒について驚いていました。
あくまで基礎基本や習慣がしっかり育った生徒だから伸びただけです。
どんなだらしない状態でも伸びるというものでは決してありません。
新しい人間になるつもりで上位高校合格を目指す生徒を待っています。