アリの塾
いつまで夏なのかと思わされた2024年も、めっきり寒くなりました。
冬が来て寒くなるのはわかっているので、少しずつ冬服を準備していました。
さすがにここから熱くなることもないですしね。
週ごとに秋物を冬物に取り替えていたので、グラデーションであったなと感じます。
これは学習でも同じことだと考えています。
入試本番で要求される水準というものがあります。
そこに見合った準備を少しずつしておけば、入試本番や直前に焦ることはありません。
使う言葉の質や概念の質を上げておけば、入試の内容を恐れる度合いも減らせます。
いつ入試がやってくるかは冬服の必要な時期よりはっきり判っていますのでね。
子供にとって楽な言葉や概念や行動ばかりで相手をしていては、そうはいきません。
学習を本格化させる、行動をレベルアップさせるのが遅れるほどに入試への備えは遅れます。
計画的な行動や抽象的な概念や因果関係や自己制御と遠いところに生きていては、入試に負けます。
そう思うからこそ、僕は生徒に一段上の言葉で話し、考えて行動してもらいます。
冬に自分で備えないキリギリスにとっては、決して楽な塾ではありません。