継続したから、今の自分がある
僕は取り立てて恵まれた生徒ではありませんでした。
子供時代の環境も、昭和の九州の田舎町育ちです。
山の中の人口4万人の街です。
あえて言うなら、親が教育を何より優先して育ててくれたこと。
そして恩師である崎山先生が街にいたこと。
この二つだけが、僕が環境として恵まれていたことです。
その中で僕が人並みより学力が高く成長した原因は、存外簡単なことです。
毎日コツコツ学習したからです。
学習しない日はありませんでした。
平日も、土日も関係ありません。
運動会があった日も、修学旅行から帰ってきた日も。
なんなら、入学試験が終わった日も。
何も学習しない日などなく、それを当たり前のこととして過ごしました。
毎日長時間という意味ではありません。
ただ、何もしない日を作ればそれをきっかけにズルズルやらないことがあるということです。
だからほんの少しでも、毎日問題を解いたり教科書や資料集や地図帳や図鑑や事典をめくりました。
凡人が環境や才能に恵まれた人間に伍していくには、継続しかありません。
毎日コツコツやるのか、言い訳をしてやらない人間になっていくのか。
1日でつく差などたかが知れています。
しかし受験まで・大人になるまでには何日あるでしょうか。
そしてその差はどこまで広がっていくでしょうか。