学習方法は学年で変える
学年によって学習への取り組み方は変える必要があります。
例えば未就学児や小学生低学年の算数であれば、時間の余裕があります。
じっくり一つの問題に取り組むことで、粘り強さを手に入れられます。
思考力の土台となる忍耐力は、学齢が若い時期こそ育みたいところです。
「まだ学習が難しくないから」と学習習慣をおろそかにしていると後年に響きます。
難しい学習内容になってから忍耐力を養おうというのは、難しいですからね。
学年が上がってからは、学習進度に合わせて速度が必要になります。
そうなると1問をどれだけテンポよく扱っていくかが大事です。
考え込まなくてはいけない時点で、まずいと言えます。
解いて力をつけたい問題も多くなってきますからね。
そういう場合に行き詰まったら、すぐに解説を読んだり質問したりしましょう。
必要なヒントを手に入れて、答案を進めていきます。
とりわけ教科書レベル・ワークの基本問題レベルでならそうすべきです。
思考力が足りていないのではなく、知識や理解が足りないから解けていないのです。
そこを考え込むのは、おすすめしません。
知るべきことを手に入れて、ガンガン進めましょう。
テンポよく問題を進めている方が、気分よく学習できるのもいいです。