偏差値60で安心できない理由とは
一応学校では学力が高いと目されているであろう、生徒諸君ではあります。
が、しかし、だからといって。
僕の目から見て学力があるように見えるかと言えば、お話にならないです。
学習の基本動作さえ覚束ないです。
「見る」ことを日頃から指導されていようが、それが僕の目から見て合格点でできてはいないです。
偏差値65に届かないというのはそのレベルです。
「見る」と言っても難しいことを見ようという話ではありません。
「同じ」「違う」を見分けるという単純なことができていません。
極めて雑に目に入れているだけです。
それでも偏差値60ぐらいにはいってしまうということは、非常に恐ろしいことです。
偏差値が高いというのは「母集団の中では上の方にいる」ということに過ぎません。
つまり、「普通」のポジションにいる生徒でもロクに「同じ」「違う」が見分けられてないのです。
母集団全体のレベルが低ければ、大してできていなくてもマシな方と判定されますからね。
そのままで大学進学のために準備をしても、結果は推して知るべしです。
本当にちゃんと大学受験のことを考えるならばこそ、基本動作の徹底からです。
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