面白いことを学ぶ
学力の高い人はいろんなことを面白いと判断します。
それは面白いものを知っているのであり、面白がり方を知っているのであります。
面白がるというのは訓練が必要です。
なぜそれを面白いと思えるかには、知識が必要です。
人生トータルで色々なものを色々な角度から面白く眺めたから、面白いものが増えます。
ただ突飛なもの・不謹慎なものを面白がるだけでは幅も深みもありません。
ましてそれらに絡むと、不法行為である可能性さえでてきます。
昨今のバイトテロと呼ばれる行動などはその例でしょう。
他に何かを面白がる経験が圧倒的に足りないから、ああなるのかもしれません。
子供たちを面白がりに育てるにはどうしたらいいでしょうか。
一番は、大人がいろんなことを面白がっている様子を見せることです。
大人がいろんなことをいろんな様子で面白がって見せれば、子供は面白がり方を知ります。
自分だったらどうかということを経験して試すこともあります。
そうなれば少しずつ、面白いことを見つけてくれます。
その面白いことを追いかけた先に、その子が本当に学ぶべきことが出てきます。
そうなればいちいち勉強しなさいなどとつまらないことを言わなくても、子供は学びます。
子供の時にどれだけ面白いものを一緒に面白がっておくか。
そんなことも学力や学習意欲に影響します。
まずは子供の好きなことをよく観察して、違った面白がりをしてみせてみるのもいいでしょう。
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