中学受験は人生のゴールではない
今日から、神奈川県の私立中学入試が本番を迎えます。
今日は天気も気温もいい塩梅で、受験生諸君にもよかったでしょう。
初日から自分のベスト答案を残して合格する生徒もいます。
合否がどんどん分かっていく中で、受け続けるのはなかなか苦しいものです。
ただそれでも忘れてはいけないことがあります。
それはこれまでみんなから言われてきたであろうことです。
中学受験は人生のゴールではありません。
念願叶ったにせよ、今回はご縁がなかったにせよ、ここからまた中高6年間の学習です。
受験の大半は大学受験を一つの区切りとするものです。
今回の合格に気を緩めて6年間を過ごせば、母校に相応しくない進路になります。
今回の不合格に絶望しても、人生に面白いことは何も起きません。
「今の時点ではこのぐらいか。じゃあ次の日常へ向かうぞ」
どこかでこう割り切って、またコツコツと学習をしていかねばなりません。
そしてそうすることで、不合格を受けた後でも人生はグングン開けます。
ご縁があった環境でこれまで以上の学習をすれば、次のチャンスでいいご縁がある可能性が増えます。
人生はまだ何も終わっていません。
公立高校入試を目指してみるのもまた、良いことです。